青山メインランド社長【西原良三】が大切にしてきた理念と中身の成長とは?詳しくご説明。

2021年に行われた東京オリンピック・パラリンピックが無事に終わったほか、株価は3万円を超える状況を迎え、全体的にお金が余っている状況となっています。
庶民レベルの所得は上がりにくい一方で、アベノミクスなどの恩恵を受けてきた富裕層からすれば、次はどこに投資を行おうかという状況になっているほか、庶民の中には財産をどのように増やしていこうかと検討している人も少なくありません。
そんな中で、金余りの状況を最大限活かし切ろうとしているのが不動産業界です。中でも投資用物件を数多く供給し、年々売り上げを伸ばしている会社があります。
それが株式会社青山メインランドです。1988年に創業された青山メインランドの成長はまさに一歩一歩着実に、といったところですが、創業者で代表取締役社長の西原良三さんの手腕なしには成立しません。

青山メインランド社長西原良三さんのプロフィール

西原良三

青山メインランドを創業した西原良三さんは1961年生まれで現在60歳、東京都足立区の出身です。
西原良三さんの座右の銘は「やってみて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」です。これは第二次世界大戦時に連合艦隊司令長官として活躍し、現在も人気が高い山本五十六氏の言葉です。「やってみて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」という座右の銘からわかる通り、西原良三さんはまず自分がやってみせる、部下に責任を与えて仕事に取り組みさせ、結果を出せば、海外旅行をプレゼントしてご褒美を与える形で褒めることをしています。

まさに座右の銘のごとく、動いています。株式会社青山メインランドは昭和63年、1988年に設立、30年以上の歴史を誇ります。10年会社を存続させるだけで生存率60%とされ、創業30年に至っては、さらにその数字が下がることが考えられます。

西原良三さんにとって大変な環境だったことは何回もあります。バブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災などで、不動産業界は先読みして危機回避をしたところだけが生き残っており、西原良三さんの青山メインランドもその1つです。こうした現状を鑑みると、西原良三さんは先読みができる優秀な経営者であることがわかります。

青山メインランドを支えるグループ会社たち

西原良三

青山メインランドでは資産運用型マンションや分譲マンションの企画や販売を行っており、年間の売り上げは400億円を超え、その規模は年々大きくなっています。
青山メインランドが人気を誇るのは高い入居率で、その数字は99%とほぼ空き室がない状態です。資産運用型マンションにおいて、空き室がほとんどなく、99%の入居率を誇ることはとても素晴らしいことです。
それだけ安定した利回りになるためで、金余りの状況下であれば、富裕層を中心にこぞって資産運用型マンションに投資をしたくなる気持ちがわかります。ですが、資産運用型マンションの企画販売だけではこれだけの入居率、マンションの安定供給はできません。安定供給につながるバックアップ体制がなければ話にならないからです。

これを可能にさせているのが、資産運用型マンションなどを管理する会社のクオリティ。このクオリティが高いことで入居率の安定や資産価値の向上につながるのです。それを担っているのがグループ会社であり、この場合、青山メイン企画が担っています。

修繕工事などを行うほか、マンション管理事業やメンテナンス事業も行っており、投資家が購入したマンションの管理を徹底しています。自分たちが企画販売した物件は自分たちの会社で管理する、これがしっかりとできているからこそ、様々な対応が可能になるというわけです。

一方で青山メイン企画で行ってきたことをより発展させたグループ会社が株式会社青山ハウジングサポートです。青山メイン企画の分野だった管理や運営をよりパワーアップさせ、同じような企業をあえて2つ用意したのです。これも西原良三さんの戦略の1つであり、切磋琢磨し合う要素を取り込んだのかもしれません。

一方、株式会社メインランドジャパンは関西を中心に活動する会社で、東は青山メインランド、西はメインランドジャパンと東西で分けています。そして、株式会社ランドネクストはこの中では一番新しい会社であり、中古物件買取などを手掛け、青山メインランドから独立させた形になっています。

守りつつ積極的に変化を促していく西原良三さん

西原良三

不動産業界そのものが世の中の景気の状況から少し遅れて影響を受け始める業界とされ、不動産投資に関しても景気に左右される部分があります。
ただ例年と違うのは、一般レベルでは株高などの影響は受けていない一方、ピラミッドの上の方であればその恩恵をしっかりと受けられる点であり、投資用マンションの需要はしっかりとあります。とはいえ、その状況に甘えることは西原良三さんはよしとしません。青山メインランドの投資用マンションのデザインなどはオーソドックスなものが多く、奇をてらった物件は少ない傾向にあります。

この理由として、奇をてらった物件は最初のウケはいいものの、20年、30年と経過した時に間違いなく古いデザインとなり、使いにくい、住みにくい物件になることは確実です。

オーソドックスな物件は、シンプルイズベストという言葉があるように、とても住みやすい物件になりやすく、長い期間にわたって住んでもらえる物件になります。しかも、駅に近く、投資用マンションから駅までの平均徒歩時間は6分であることが青山メインランドのホームページで明らかにされています。
需要をつかみ、ニーズに応え、どんどん安定供給していく背景には、やるべきことを守りながらも変化を求めていく西原良三さんのスタンスがあると考えられます。

中古物件の買取をグループ会社で行い、その物件をよりよいものに改良してから売る、いわゆるリノベーション事業も手掛けるなど、これまでの企画販売だけではない姿を打ち出しています。
投資用マンションの分野では、首都圏エリアで上位の人気を誇る青山メインランド、それを大きく支えるのは西原良三さんが30年以上大切にしてきたマインドも大いに関係していると思われます。
「あなたの大切なもの大切にしたい」という企業理念は創業当初からあったものであり、「あなたの大切なもの大切にしたい」という言葉が会社全体で共有されていることは間違いないでしょう。

まとめ

西原良三

青山メインランドがこの30年で大きな成長を遂げていることは間違いありません。もちろん上には上がいるので、西原良三さんや社員などはこれで満足することはないでしょう。しかし、ニーズに応え続けている限りは安泰とも言えます。地方回帰が進み、東京よりも周辺エリアの人気が再び高まっている現状こそありますが、こうしたニーズの変化に青山メインランドは応え続けることでしょう。
応え続けてきたからこそ、今の地位があるはずです。西原良三さんが安心して部下たちに会社を託せる時期はすぐ近くかもしれません。

Leave a Comment