レーサム田中剛社長レーサムの成長と強みとは?レーサム田中社長の考えとは?詳しくご紹介。

資産運用をする際、株やFXを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、サラリーマンなどが資産運用をする際に注目されている方法があります。
それが不動産投資です。今では当たり前のように不動産投資が行われていますが、元々ポピュラーな投資方法ではありませんでした。

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不動産業界は物件を作り、販売したらそれでおしまいという文化が一時期根強くありました。果たしてそんなことでいいのだろうかと当時疑問に思った不動産業界で働く営業マンはチラホラといたようですが、実際に行動を起こすとなると、なかなか難しかったようです。そんな中、自ら不動産売買で資金を作り、それを元手に20代で不動産会社を立ち上げたのが、株式会社レーサムの取締役会長である田中剛さんです。

田中剛さんは株式会社レーサムをどのように作り上げたのか、現在のレーサムをどのように仕立て上げたのか、レーサムのこれまでとこれからを中心に、田中剛さんの頑張りなどをまとめました。

レーサムはワンストップサービス

レーサムに関して情報をまとめた第三者が見たレポートが存在します。第三者が忖度なしで調べたこともあってか、レーサムを褒める言葉もあれば、レーサムの弱点を紹介する部分もあります。その中でレーサムのビジネスフローに関する表記があります。その冒頭において、レーサムはワンストップサービス型であることを紹介しています。

レーサムのやり方は、まず仲介業者などからレーサムの仕入れ担当に物件に関する情報が入ります。その後、レーサムが抱える顧客やレーサムに関心を持つお客さんの需要をしっかりと理解したうえで、その物件を確保すべきか同課を決めます。複数の部署のメンバーが参加し、議論を重ねた中で、付加価値をつければ十分高い価格帯で売れると判断した場合に不動産の売買を行います。

売買が行われると、次はどのように付加価値をつけていくのかその調整を行っていきます。改修をするにしても法的な問題もあり、権利関係も複雑な状態なこともあってなかなか前には進みません。その中でなんとかやりくりを行って改修工事などを行い、付加価値のある物件が出来上がり、売買が行われるというわけです。

田中剛さんとしては売ったらそれでおしまいというのが嫌でレーサムを立ち上げた経緯があるため、売却した後でもそのサポートを業務の中で行うようにしています。ゆえにレーサムに対する信頼度が高く、機関投資家の中でも注目が集まるような状態になるというわけです。

田中剛さんが作りだしたレーサムの独自性

レーサムは1つの部署がすべてをまかなえるような仕事はしておらず、複数の部署が派閥横断的に案件に取り組んでいるため、想像以上に多くの人たちが関与しています。当然このような枠組みで仕事を行うとなると相当な人材やマンパワーが必要になるため、同業他社の人たちはあまりこうしたものに取り組もうとはしません。その点、レーサムは独自性を発揮して他にはない会社を作り上げていると言えます。

本来不動産業は、不動産の開発部門、管理部門、仲介部門などに分かれてそれぞれのトップが連携するような形で業務を進めていきます。しかし、レーサムの場合はそれぞれの部署の人間が同じフロアに一堂に会します。その中で色々な話し合いが行われるのです。これを行うには相当広いオフィスが必要ですが、レーサムは大きなフロアを貸し切って業務にあたっており、オフィスは大変立派です。

田中剛さんが作り上げたレーサムの強み

オリジナリティあふれるレーサムを作り上げた田中剛さんでしたが、第三者から見てレーサムにはどんな強みがあるのか気になるところです。レーサムへのレポートを書いた会社によれば、レーサムの強みは、顧客に見合った物件の確保と付加価値をつけた物件の開発が得意としています。レーサムでは顧客ファーストで物件を確保し、情報の提供を行います。この時、顧客にとって魅力的な物件を見つけてこないことには話になりません。

こうした物件を確保するには厳しい視点を持って取り組まないといけず、しかも、法的な観点から壁がいくつも立ちはだかり、非常にデリケートな案件も少なくありません。そして、物件にいかに付加価値を加えていくかも大事なポイントです。これらを全部コントロールしていくのがレーサムの社員であり、有能な人物でなければ大変でしょう。この部分がレーサムにおける強みと言えなくもないでしょう。

やはり法務的な面、税務的な面など各方面でプロを確保しているのも大きく、これまでのレーサムを支えてきたといっても過言ではありません。そして、ノウハウを重ねていく中で成長を続けられてきたわけですから、すごいの一言です。田中剛さんが陣頭指揮を執っていた時は自らも同じような知識を持ち、それを幹部たちに教え込んでいったわけですから、まさにレーサムの大黒柱といってもいいでしょう。

田中剛さんも気になるレーサムの発展に必要なこと

レーサムといえば最近になって価格帯が上昇を見せており、顧客に販売する価格は数億どころではなく、ケタが1つ足らないような状況になっています。10億、20億とどんどん上がっていく中で、実はレーサムがそれだけ価格帯を伸ばしていることを、これまでの既存のお客さんは知らない可能性もあるのだとか。レーサムの今の状況を知らず、昔の状況で接してしまうと、めちゃくちゃ値上げをしている印象になるようです。

レーサムは景気に左右されやすい業界に属していることを考えれば、リーマンショックの影響を最小限に収めており、立派と言えます。しかし、さすがにリーマンショックの時は立て直しに時間がかかり、積極的に宣伝を行うこともできなかったそうです。その中でレーサムの体質がより強化され、価格帯がかなり上昇したことを既存の顧客が理解していないケースもあり、それをどうするかが今後の課題になるようです。

まとめ

田中剛さんが作り上げた株式会社レーサム。現在は創業者、筆頭株主として実権を幹部たちに譲り、自らは経営を強化するため、田中剛さんと同じようなポテンシャルを持つ人物を1人でも多く育てようとしています。とはいえ、人を育てるのは結構な時間がかかり、有望な人材をヘッドハンティングさせるなど、現状は経験者をメインに育てている状況と言えます。

いかに人材を増やし、若い人たちを増やしていくか、これもまたレーサムにとって必要なことと言われています。当然田中剛さんもそんなことは百も承知のはず。レーサムが作り上げたビジネスモデルは同じ業界内でも知られており、これ自体は揺るぎないものでしょう。あとは各分野で高いレベルで仕事ができる人をいかに見つけられるかにかかっています。

田中剛さんの目線の先には既に大きなビジョンが浮かんでいるかもしれません。そして、優秀な幹部候補生がレーサムに集まっていることでしょう。あとは田中剛さんからの帝王学でどこまで成長できるのかに注目です。

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