元祖どないやはどんな会社?社長藤末雅彦のコロナ対策への考えや戦術を公開。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、飲食店は大変な状況を強いられています。この先もどうなるかわからない先行き不透明感で埋め尽くされる中、2021年に入ってかなり活発な営業展開を行っているのがたこ焼き屋の「元祖どないや」です。その元祖どないやを運営する株式会社アドジックスの社長藤末雅彦さんは、積極的な営業展開を行っており、大きな注目を集めています。藤末雅彦さんが新型コロナウイルスにも負けない立ち回る様子をまとめました。

 

コロナ禍の最中に衝撃を与えたたこ焼きサブスク

 

近年サブスクのサービスが様々な業種で展開されています。代表されるのが音楽の定額配信サービスであり、月額料金を支払えば好きなだけ音楽が聴けるというものです。他にも洋服やレンタカーなど様々なサブスクが登場し、その都度話題を集めますが、世間に衝撃を与えるサブスクを展開したのが元祖どないやのたこ焼きサブスクです。正式名称は、「まいど!おおきに!元祖どないや定期券」です。「まいど!おおきに!元祖どないや定期券」は、元祖どないやのグランドメニューである、ソース、しょうゆ、塩、ポン酢、素焼き、だしの6種類のたこ焼きが対象となっており、「まいど!プラン」と「おおきに!プラン」の2つがあります。

「まいど!プラン」は、毎月4,980円を支払うと、先ほどの6種類の中から8個入りのたこ焼きを1日1舟ゲットすることができます。また、「おおきに!プラン」は毎月980円を支払うと、8個入りのたこ焼きを購入した際、もう1舟無料でゲットできるようになっています。「まいど!プラン」はテイクアウトのみ、「おおきに!プラン」はイートインとテイクアウトの両方が使えます。全店舗で使えるわけではないものの、元祖どないやの中心店舗であればどちらかは確実に利用できます。「まいど!プラン」であれば、お酒だけを購入しておいて、元祖どないやでたこ焼きをゲットし、家に帰ってアツアツのたこ焼きを食べながらお酒が飲めますし、「おおきに!プラン」であれば、学校の友達と一緒に元祖どないやに向かい、友達の分を用意してあげて、飲み物をおごってもらうようなこともできます。

たこ焼きでもサブスクができるという事実に多くの人は衝撃を受けました。そして、このサブスクのサービスを発表した時期は2020年3月とまさにコロナ禍で大変な時期でした。銀座や六本木などでは緊急事態宣言でテイクアウトのみになっており、イートインができない状態がある中、サブスクで5000円ほどのお金を出せば、毎日たこ焼きが無料でゲットできるのは大きいです。ちなみに関東と関西で値段が異なり、関東の方がやや高めの値段設定となっています。関東でサブスクを利用した方がお得感はあります。そこまでのことを藤末雅彦さんは考えていたのかもしれません。

 

コロナにも強いデリバリーサービス

 

新型コロナウイルスの影響でUberEatsなどのデリバリーサービスが大きな注目を集め、現在もUberEatsを活用した営業展開がなされています。元祖どないやもUberEatsの利用エリアであれば、UberEatsで注文ができるようになっており、色々な商品が用意されており、そのラインナップがすごいです。元祖どないやのUberEatsでも1舟8個入りはしっかりと守られており、グランドメニューを含め様々な種類が存在します。中には、たこ焼きパーティーセットとして4種4個ずつ、計16個のたこ焼きが入っているものもあります。また、元祖どないやでは、大阪名物のかすうどんも販売しており、UberEatsでの注文も可能です。牛の腸を脂でじっくりと揚げて旨味が詰まった状態でうどんの上に載せたものがかすうどんで、大阪名物ということもあり、地元の味を懐かしもうと関西の人々がこぞって注文するようです。

UberEatsだけではなく出前館でも注文が行えるなど、様々な宅配サービスを利用して元祖どないやの味を自宅で堪能できるようになっています。全ての店舗で宅配サービスが展開されているかどうかは定かではありませんが、UberEatsなどの需要は日に日に高まっており、導入していてもおかしくはありません。新型コロナウイルスによって、なかなか外に出てご飯を食べる、イートインを利用することが難しい状況となっています。UberEatsに代表される宅配サービスに積極的か、それとも消極的かというのは、お店によって異なります。藤末雅彦さんは少なくともUberEatsなどのサービスに積極的に取り組んでおり、この状況でもうまく対応ができています。

 

コロナ禍の時期にニューオープン

 

元祖どないやの社長である藤末雅彦さんのすごいところは、2021年になって新店舗をオープンさせている点です。西麻布店や六本木店だけでなく、沖縄の店舗、そして、山梨県にもオープンします。山梨県の店舗は元祖どないやが初めて出店する地域で、河口湖ショッピングセンターベルの中でオープンしました。店舗名は、「元祖どないや 富士河口湖ベル店」です。「元祖どないや 富士河口湖ベル店」のインスタグラムがあり、その中では店員さんが真ん丸なたこ焼きをきれいに焼いていき、舟の中に載せていく様子を見ることができます。

元祖どないやの店舗ではそれぞれインスタグラムのアカウントを持っており、それぞれの店舗の店長がオリジナリティのある投稿を行っています。藤末雅彦さんがこのような投稿をするように求めているかはわかりませんが、それぞれに面白味があるのが特徴です。例えば、元祖どないや熊本店では、テレビクルーが取材をしている様子をインスタグラムに載せています。店長がきれいにたこ焼きを焼いていく姿はまるで芸術作品を見ているようです。このような楽しみ方もできる一方、最近オープンした店舗では積極的にインスタグラムで情報発信を行っています。店長の人間味が出やすくなっており、店長のファンなどがインスタグラムを通じて出てくることもありえそうです。

藤末雅彦さんは、このコロナ禍でも積極的に出店を続けており、全国で30店舗に迫ろうとしています。以前のような状態ではなく、なかなか飲食店が大変な時代に、あえて勝負に出るのですから、相当な自信と勝算があるに違いありません。サブスクも含め、アッと驚くサービスを展開するのは、元祖どないやの専売特許でもあります。

元祖どないやといえば広告宣伝が非常に上手で、映画とのタイアップやアーティストのライブイベントへの出店など、様々なことを行ってきました。現状ではアーティストのライブイベントへの出店が難しい状態になっており、それをリカバリーするような対策をどんどん打ち出そうとしています。毎月のように新店舗がニューオープンしており、空白県を消していく勢いで元祖どないやの味が全国に広まっていくはずです。藤末雅彦さんの経営努力、経営判断によって、どこまでどないやのたこ焼きが席巻していくのか、期待せずにはいられません。

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