議員を長年務め、その後都道府県知事に転身するケースは今も昔も少なくありません。その中で20年以上国会議員を務め、2019年に群馬県知事に鞍替えしているのが山本一太さんです。
安倍応援団の一員

山本一太さんは1958年1月24日生まれで63歳です。父親は農林水産大臣も務めた山本富雄氏で、山本一太さんも政治家としての帝王学を歩むことになります。中央大学を卒業するとアメリカの大学院に進学し、修士課程を修了、その後日本に戻り、朝日新聞の記者として働きます。ところが、1995年、山本富雄氏が亡くなり、その地盤を引き継ぐ形で立候補し、当選しました。
山本一太さんは当時からテレビ出演が多い他、ブログを活用し積極的に情報発信を行うなど、有権者、国民を意識した活動を展開するのが特徴です。安倍晋三氏との関係性は深く、第1次安倍内閣が危機的な状況にあっても、最後まで政権維持に奔走するなど、「安倍応援団」の一員として精力的な活動を展開します。一時は総裁選への立候補を表明し、参議院議員として史上初の総裁候補になる予定でしたが、推薦人が集まらず、断念します。
自民党の下野後も今までの活動を変えず、安倍氏を応援し続けた結果、2012年に政権を奪還、第2次安倍内閣で初めて沖縄北方担当大臣などのポストに就きます。その後も安倍氏との距離の近さをあって、常に政権と近いところにいた山本一太さんでしたが、2019年に群馬県知事が任期満了を迎えるのに合わせて立候補を表明、次点と圧倒的大差をつけて当選、鞍替えを果たしました。
義理を重んじ、所属する派閥のために奔走し続けた山本一太さん。群馬の県民のために奔走し続けることでしょう。